
AvanStrateの長期優先債務をA-/安定的に格付け | 2009年11月11日 |
発行体:AvanStrate(アヴァンストレート)株式会社(証券コード:−)
【格付事由】
HOYAと日本板硝子の折半出資により設立された液晶用ガラス基板メーカーで旧社名はNHテクノグラス。日本板硝子の全株式売却を機に08年にMBOを実施。主要株主は投資ファンドのカーライルとHOYA。当社はHOYAから技術面や人材面で協力を仰いでいるほか、経営にはHOYAの考え方やノウハウが活かされている。これらHOYAの有形・無形のサポートは格付にも反映している。
液晶用ガラス基板の製造には長年の経験とノウハウ及び大規模な生産設備投資を必要とする。加えてパネルメーカーの製造ラインとの相性などもあり参入障壁は高い。そのため液晶用ガラス基板事業は高い収益性を持続している。また、液晶用ガラス基板の需要も持続的な成長が可能な市場であると見ており、当面は現状の事業構造が大きく崩れる可能性は低いと考えている。10/3期の営業利益予想は85億円程度であるが、グリーン化の工事や窯の大型化により停止している窯も多く生産余力を残している。また、新窯も今後の収益寄与することが予想され、さらなる収益成長は十分可能と考えている。
財務構成はMBO後ということもあり低位。ただ、11/3期以降は、財務体質の改善を最優先事項としていることから、事業構造がもたらす安定収益により財務改善が進むことを格付けに織り込んでいる。
【新規】
対 象:長期優先債務
格 付:A-
見通し:安定的