レポート&トピックス

昭栄の業績予想の修正について

2009年12月16日
以下は、昭栄株式会社が2009年12月16日付けで09/12期の通期業績予想の修正を発表したことに対する株式会社日本格付研究所(JCR)の見解です。


【見 解】

(1) 当社は、本日、09/12期の通期業績予想を下方修正した。修正後の予想連結当期利益は76億円の赤字(前回予想17億円の黒字)と、大幅な修正となった。連結子会社である千代田四番町開発特定目的会社が所有する固定資産の譲渡に伴い、特別損失を計上することが主因である。

(2) JCRでは、09年6月18日に、当社の長期優先債務格付けを「BBB+/安定的」(据置き)と公表している。09/12期の当期利益が赤字になることで、自己資本が毀損し、財務構成は悪化するものとみられる。一方で、当該固定資産の譲渡は、有利子負債の削減や、不動産市況が悪化する中における、将来的な開発リスク等の軽減につながる見込みである。また、今回の損失計上は一時的なものであり、財務構成の継続的な悪化には至らないと考えられる。引続き、SPCを含めた保有資産の価値、個々のプロジェクトの進捗状況や投資資金の回収状況に加え、財務構成の改善状況等を注視していく。

現行格付け:長期優先債務「BBB+/安定的」
        長期債「BBB+」