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ルクセンブルク金融セクター監督委員会より新BIS規制上の適格格付機関として承認される
2008.04.22
(株)日本格付研究所(JCR)は2008年4月16日付けでルクセンブルク大公国の金融セクター監督委員会(Commission de Surveillance du Secteur Financier)より銀行監督の国際的枠組みである新BIS規制上の適格格付機関(eligible External Credit Assessment Institution〈略称eligible ECAI〉)として承認されました。これは、JCRが格付機関として高い客観性、独立性、信頼性ならびに透明性等を備えているものと認定されたことによるものです。

今回のルクセンブルクからの承認は、昨年受領したフランスおよびベルギーによる承認に続きEU加盟国からの承認として3番目の承認となります。この結果、JCRの格付けはフランス、ベルギー、ルクセンブルクに本拠を有する銀行によって新BIS規制における自己資本比率算出(標準的手法における与信リスクウェイト算定)に利用可能となります。

JCRは既に日本の金融庁より「企業内容等の開示に関する内閣府令」にもとづいた指定格付機関として指定され、また新BIS規制上の適格格付機関として承認されています。昨年9月には米国証券取引委員会(SEC)よりNRSROとしての登録を認められています。
このようにJCRは日、米、欧の主要金融市場において、それぞれ公的資格を有する格付機関として認められていますが、今般ヨーロッパにおいて更に3番目の追加承認を受けることとなりました。

JCRは今後一層発行体、投資家をはじめとする市場関係者に幅広く格付け情報を提供することにより金融市場の発展に積極的な役割を果たしていきたいと考えています。

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